
【キャスト】
レニ:杉崎和哉
セイジュ:浅野要二
この作品、私にとっては軽く拷問です。それも限りなく甘美な。
昨日の記事で羊でおやすみシリーズの『ずっとそばにいるよ』のオープニングが好きだと書きました。遊佐さんの声が右側から聞こえてくるのがすごく良いと。なので私は、いっそ羊を数える部分もこんな風に片側から聞こえてきたらいいのに、と本気で思っていました。このCDを聴くまでは。
この『月の下でおやすみ』は最初から最後までレニが左側からセイジュが右側から語りかけてきます。羊でおやすみシリーズのように一部分だけではありません。全トラックそういう仕様になってます。基本2人が交互に羊を数えますが、途中レニだけ、セイジュだけのトラックもあります。その時も片側から聞こえてきます。まさに望んでいた通りのCDでした。
望んでいたはずなんですけど、でも…
どこまで耐えればいいんですか、これ!!始終右肩辺りがゾクゾクし、そのたびに自然と身体に力が入ってしまいます。その上無意識に声から逃げようとして更に身体に力が入るし、気が付くと息まで詰めている…。ある意味、我慢大会です。バトルです。最後まで聴けたら私の勝ち、みたいな。なんて疲れる作品なんでしょう…これを毎日聴いていたら、私はいつか窒息するかもしれません。ま、その前に毎日肩こりに悩まされるでしょうね。身体に無駄に力が入ってしまうのですから。
結論。こんな風に左右別々に聞こえるのはセリフだけで十分でした{%汗webry%}
これは“安眠促進CD”などではありませんよね。たくさんキスしてるし、甘い言葉もたくさん囁いてます。糖度が高すぎてこれでは眠れないと思います。何よりキャストのお二人が好きなら必ず最後まで聴きたくなるように仕上がってます。両側から頬にキスされて「おやすみ、愛してる」だなんて。反則だ、こんなの。


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