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これ…これ…良いです!
物語の登場人物を一人の声優さんが声を変えて演じていらっしゃるんですが、『干支の始まり』に出てくる猫が最高です。語尾が「~にゃ」です。まさか遊佐さんの「~にゃ」を聴く事が出来るとは思っていませんでした。もう堪りません。悶えすぎて涙が出てきました
官能昔話のような聴覚的インパクトはありませんし、特別に脚色もされている訳でもない至って普通の昔話です。内容は既知なので声優さんの演技を集中して聴く事が出来ます。お二人ともとてもお上手でした。いったいどれだけ“声”の引き出しがあるんでしょう。
私、田村さんの声を初めて聴きましたが、嫌な感じではなくてホッとしました。『鶴の恩返し』での若者の声が良かったです。あとは『イナバの白ウサギ』の白ウサギ。「~ぴょん」と話す様子は田村さんを好きな男性には堪らなさそう。私が遊佐さんの「~にゃ」に悶えたように(笑)
予想以上に良い作品でした。ただ、BGMがかなりうるさいです。朗読をちゃんと聴きとれる音量にするとBGMで耳が痛くなります。この辺が残念なところですね。でも朗読なさってるお二人が好きなら聴いて損はないと思います。