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大好きな紅茶王子のドラマCD、しかも紅牡丹が三木さんでケビン先生が森川さん!そんな理由でとても聴くのが楽しみだったこの作品なんですが…期待値が高過ぎたのか、いざ聴いてみたら「いろいろ思っていたのとは違うな」というがっかり感に苛まれました。
来月この「名作文学(笑)」シリーズに遊佐さんが出演される「注文の多い第六天魔王」が発売になると言う事で、このシリーズがどんな作品なのか予習第一弾として聴いてみました。…と言うのは実は後付けで、元々聴いてみたかった作品なんですが(笑)
この作品はほぼ原作に沿った内容の本編と、「虚弱体質編」「方言編」「被害妄想編」「同志編」「肉食系女子編」の5つのおまけから構成されています。あ、それとフリートークもありました。
キャラクターに若干脚色がしてあって、特にメロスが妹萌えでちょっとおバカな感じになっていました。物語も大筋はほぼ原作通りですがちょっとした部分で原作とは少し違っています。原作では、メロスは王様の所へ乗り込む前にセリヌンティウスに会ってはいません。王様の所業を知るのは町の人からです。そして最大の変な点はやはりなんと言っても「ジャージ」。ジャケ絵もジャージですが、どうしてジャージになったんでしょうね?でも、大筋では誰もが読んだ記憶のある「走れメロス」ですので、比較的真面目なドラマになっています。
「○○が××だったら」という形で妄想たっぷり(と言うより100%妄想)なストーリーになっていました。どれも面白かったんですが、私が特に気に入っているのは「方言編」と「同士編」です。
「小野さんが高知出身だから土佐弁書いちゃった」という事でできたお話のようです。土佐弁で話すメロスとセリヌンティウスの会話を聞きディオニスが「こいつら何言ってるのか全然わからーん!」と疎外感を味わってしまう、そんな内容。それの何が好きなのかというと、杉田さんの土佐弁です。埼玉出身なのに、と杉田さんは仰っていましたが、杉田さんの声に土佐弁は良く似合うと思います。格好良いと思いました。
もしもセリヌンティウスとディオニスが共に二次元の美少女が好きという隠れオタクだったら、という設定です。繰り広げられるオタクな会話が笑えます。このハイテンションな会話が別々に録られていたのかと思うと、声優さんの力量の凄さと科学の力の凄さに感心します。
この作品のフリートーク、抜き録りだった神谷さんが他の3人のフリートークにオーディオコメンタリー風に茶々を入れると言うかツッコミを入れるというちょっと珍しいフリートークでした。神谷さんの声が少し聴き取り辛いのが難点ですが、結構面白かったです。こういうフリトもアリだと思います。
かなりコメディ色の強い作品だったと思うのですが、名作文学(笑)シリーズ 制作日誌 によるとこの「走れ☆メロス」は“わりとコメディ”だそうです。で、「注文の多い第六天魔王」は“完全コメディ”だそうですから、「注文の多い第六天魔王」がどれだけ面白い作品になっているのかとても楽しみです。
緑川さん、可愛いな!
うっかり9年も忘れていた創竜伝の文庫を買いました。12巻と13巻。その時ついでにドラマCDも買いました。このCDは本編ではなく番外編にあたるお話らしいのですが、原作が手元にない為確認できません。こんなお話…あったけ?
本編にあたるお話も別レーベルから出ていて、全部買おうかと悩みましたが予算がなかったのでこれだけで我慢です。
なぜこの「蜃気楼都市」を選んだかと言えば、余くんが緑川さんだったから!これに尽きます。期待に違わず可愛い余くんでした。
置鮎さんの続役は実際に聴いてみるまでちょっと抵抗がありました。ですが、これが思った以上のハマり役!華麗に毒舌を披露してました。(笑)
終役の石川さんも合ってたと思いますが、問題は始と茉莉。二人とも年齢よりはるかに上に聞こえます。速水さんは、格好良い声ですが、アダルト過ぎじゃないかと…これで23歳だなんて
この作品、節目節目で「創竜伝 第○回」ってタイトルコールが入るのですが、ドラマCDでそれも変だなと不思議に思っていました。これ、ラジオドラマをCD化した物みたいですね。今気が付きました。
ドラマ本編も面白かったですが、4兄弟の座談会が面白かったです。終の「草食性の恐竜って食べたら美味いのかな?」に吹きました。(笑)
原作を読んだのがかなり前の事なので忘れてしまっていましたが、創竜伝ってこういうお話でした。風刺たっぷりなところが好きだったんですよね。ドラマを聴いて買った文庫を読むのが更に楽しみになりました。ただ、11巻までが手元にないので読み返せない…もう前の話忘れてますけど、どうしましょう?